ブログ説明と自己紹介

おはこんばんちは。

 

リアルでの家族・友人知人にも公開しているブログですが、一応筆名は「海倫」(かいりん)ということにしておいてください。姓が海で倫が名前です。由来についてはまた今度。

辰年の1988年(昭和63年)、クリスマスと大晦日の間に生まれる。31歳なう。新潟出身東京経由関西在住のノンネイティブ関西弁スピーカー。

 

大学では社会学を専攻、と言えるほど勉強していない。興味も持てなかったし本を読んでも全く頭に入ってこず、泣きながら卒論を書いたダメ学生だった。しかし社会人になってからも階層やジェンダーセクシュアリティ地域格差アイデンティティ文化資本、家族の関係性、日本型雇用の是非、服飾の意味と記号性、生活史などの面から物事を考えがちなのでバカ学生なりに擦りこまれた部分はあるかもしれない。

趣味は海外旅行と、書くこと。好きな旅行先は台湾、インド、中国。台湾に感じる感情はもはや恋。次に行きたい国はアイルランド。なおアイルランド語にも色々あり(長くなるので割愛)興味が尽きない。

現在興味があるのは日本語、特に中国語との関係性。というか、そもそも思考回路ともはや不可分な言語という存在自体が面白いと感じられるようになってきた。読んでいて面白いと感じるのは韓国文学。

好きな日本語は「ナマ足 魅惑の マーメイド」。(T.M.RevolutionHOT LIMITより)当然のことながらマーメイドに脚は無く、その矛盾が強烈な印象となって聞く人の頭に残る名歌詞。

英語と台湾華語を勉強中。台湾華語とは台湾で話されている中国語の日本側からの呼称で、台湾人自身は「中文」とか「國語」と呼ぶ。中国本土の中国語とは多少異なり、最も大きな違いは繁体字(簡略化される前の複雑な字体)を使用すること。とはいえ大学の第二外国語では中国本土の中国語を学び、HSKという中国政府公認の試験も受けているため、多少大陸向けの中国語も話せます。

本当は台湾のローカル言語、「台湾語」(中国語とは発音が全く異なる)を勉強したいのだが、正直手が回っていない状況。香港のニュースを目にする度に香港の人が話す広東語のエネルギーを感じるため、いずれ手を出したいと思っている。

好きな外国語は台湾語の挨拶、「你呷飽没(リ ジャパーボエ)?」(ご飯食べましたか)。中国語にも「你吃完了嗎?」という同様の挨拶があり、『胡同の理髪師』という映画ではおじいちゃん世代が使っていたが、最近では絶滅の危機にあるように思われる。なお、中国本土でカフェなどを去る時に店員さんからよく言われる「慢走」(ゆっくり行ってね=道中気をつけてね)も好きな挨拶。

持病の悪化により、会社員として勤めることを諦めたが、それはそれで悪くない。ステイホームが始まったあたりでリングフィットやフィットボクシングなどの任天堂Switchのゲームで身体を鍛えることにハマった。持病の治療の過程でありとあらゆる薬を試し、副作用に苦しみ、動けない時期が多かったこともあり25kgほど体重が増えたが、今までのところ12kgの減量に成功。体脂肪率は7%落ちたが、女性の健康的な値とされる15%〜31%の間に収めたいと考えている。ただ単に痩せたい訳ではなく、健康になりたい。

ブログの名前は石川啄木の歌、「友がみな われよりえらく見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ」から。私は自己実現欲求の強い人間だが、優秀な知人たちに比べて好奇心も、何かを好きと思って熱中できる気持ちも、知性や理解力などの能力も、本を読む力も、努力も、そしてたとえやりたいことがあっても努力に時間と労力を注ぎ込めるだけのエネルギーが(主に持病により)非常に足りない。とにかくみんなが自分より偉く見えるが、石川啄木のこの歌は、その気持ちを掬い上げるものだと思う。

石川啄木の作品としては「働けど働けど猶わが生活(暮らし)楽にならざりぢっと手を見る」も素晴らしい歌だと思うが、何よりも好きなのは「一度でも我に頭を下げさせし 人みな死ねといのりてしこと」。「一度でも俺に頭を下げさせた奴全員死にますように」という歌。天才。

自己紹介が長くなり、肝心のブログ概要について説明していなかった。簡単に言えばごった煮。読書や映画の感想文から、ニュースから感じたこと、買って良かったもの、その他何ということはない日々の記録です。

という訳で、よろしくお願いします。(実はこの言葉、どの言語にもある訳ではない。韓国語にはあるらしい。つくづく言語とは面白いものでございます。)